【京都】八坂神社へ愛犬と一緒にお参り!愛犬連れでない方も必見!

愛犬と一緒に観光スポットとしても有名な京都の八坂神社に行ってまいりました。

そして八坂神社魅力パワースポットをご紹介します。

愛犬連れでない方も参考にしていただけます。

八坂神社

京都八坂神社は京都市東山区祇園にある神社です。
祇園さんとも呼ばれ祇園祭の祠元としても有名で全国からの参拝者が多く訪れる観光地としても有名です。
主祭神はスサノオノミコトを祀る神社になり縁結びとしても有名な神社になります。

愛犬を連れての八坂神社はお参りはもちろんのことですが奥に進むと憩いの場の”円山公園”のお散歩も楽しめるのでとても楽しみです。

八坂神社は普通の参拝でも人は多いのですが初詣などではさらに人がとても多くなりますので境内へは愛犬をバックに入れてから参拝します。

犬連れの参拝は境内での犬のトイレなどのマナーや不慮の事故、そして犬が苦手な方もいるのでバックに入れるかペットカートでの移動をおすすめします。

西楼門

祇園通りからの西楼門をくぐります。

西楼門もとても立派な門なのですが正門ではありません!!
正門はじつは南側にある南楼門になります。
南楼門には立派な石鳥居があります。

入ると左側に手水舎があります。

お参り前にはお清めをしましょう。(コロナ対策で手水舎が使えない場合があります。)


手水舎のマナー

柄杓に水をたっぷりと汲みます。

たっぷり汲んだ水を最後まで使えるよう少しづつ使いましょう。

柄杓を右手に持ち、左手に水をかけます。

次に左手に持ちかえ、右手にかけます。

また右手に持ちかえ左手に水を受け、口を清めます。(唇を濡らす程度で大丈夫です)

最後に柄杓を立てて柄杓の持ち手(柄)の部分を流します。

ここまでの工程を1回のたっぷり汲んだ水で使い切るようにしましょう。

柄杓を元の位置に戻します。


南楼門前にも手水舎がありますので入った門から近い方でお清めするといいですね。

お正月には手水舎に彩りが見られてとてもきれいな手水舎が見られます。

疫神社

疫神社の祭神は蘇民将来で牛頭天王から疫病を免れる茅(ち)の輪を授けられたという言い伝えがあります。
7月31日には疫神社の鳥居に大茅輪を設ける夏越祭があります。
参拝者はこれをくぐって厄気を祓い護符を授かります。
疫神社の御利益は名の通り疫病除けになります。

名の通り疫病除けなのでこのコロナ渦の中ではとても授かりたい御利益です。

愛犬とともに健康を願って二礼二拍手一礼です。

心の中で所と氏名をお伝えして次の祠に進みます。

疫神社から右手に向かって参道を歩きます。

出店が立ち並び人が賑わっていますがソーシャルディスタンスは皆さん保たれており一定の距離は空けて並んでいます。

大黒主社

左手に福の神縁結びの神大黒主社があります。

大黒主社の御祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)事代主命(ことしろぬしのみこと)少彦名命(すくなひこなのみこと)です。
神話の「因幡の白兎」で知られる出雲の神、別名「大国さん」としても有名です。

縁結びとあってこちらは人が並んでいます。

人とのご縁もとても大事なつながりの一つですので愛犬と並んで待ちます。

待っている間も愛犬はバックからキョロキョロと人間観察しています。(笑)

大黒主社の参拝も愛犬とともに新年の挨拶とともにお参りします。

人とのご縁はとても大切ですので!

大黒主社から出てすぐ右手に蛭子社があります。

蛭子社

蛭子社の御祭神は事代主神(ことしろぬしのみこと)で福の神で有名なえびすさんです。
”祇園のえべっさん”とも言われ御利益は商売繁盛です。
1月9日、10日には蛭子社祭が行われ「蛭子船巡行」という賑やかな七福神のお祭りがあります。

商売繁盛もとても大事な事ですので愛犬とともに参拝します。

本殿

大きな広場に入ると左手に本殿があります。

まずは昨年のお札やお守りを感謝とともに返してからなので左手の奥に進むと古札納所があります。

古札納所はお札やお守り、熊手や破魔矢などの縁起物など古くなったものをお焚き上げしていただける場所です。
不燃物や盆用品、お焚き上げに関係のない物などは古札納所には入れないようにしましょう。

昨年のお守りなど感謝の気持ちを込めて返します。

さて本殿にお参りです。

八坂神社本殿
国の重要文化財建造物に指定されており祇園造りと呼ばれている独特な建築様式になっています。
御祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)八柱御子神(やはしらのみこがみ)の三柱です。
伝説では本殿の下には大きな池があり青龍が棲む「龍穴」があり古くから都を守ってきたと言われています。


京都五社巡り

京都には平安京を中心に四方角を守る四神があります。

この八阪神社は京都五社巡りの一つになります。

方角を司る四神、北の玄武、東の蒼龍、南の朱雀、西の白虎が守護する「四神相応の地」として呼ばれ中央を守護する平安京が造られました。

北の玄武は「上賀茂神社」東の蒼龍は「八坂神社」南の朱雀は「城南宮」西の白虎がこの「松尾大社」になり中央が「平安神宮」になり、この五社が「京都五社巡り」といわれています。

八坂神社の本殿には青龍が棲むとの云われとこの四神の東の蒼龍と結びつくことが分かります。


八坂神社の本殿はぐるりと周りをまわれるようになっており、なんと裏側にもお参りできる場所があります。

二礼二拍手一礼で愛犬と礼拝します。

手を合わせていると偶然となりの参拝客の人のバックにもワンちゃんがいました。

微笑ましい挨拶になりました。

舞殿

本殿前の「舞殿」周りにはお守りやお札、お正月には破魔矢など色々な種類が並んでいます。

私は新たな1年の祈願をと思い、水晶の入った開運のお守りと交通安全の木札、中サイズの破魔矢縁結びのお守り、母には無病息災のお守りをいただきました。

恒例のおみくじも引き、中吉でした。

おみくじのくくる場所が近くにあったのでおみくじをくくっていきます。

「舞殿」では1年を通して奉納行事のほか結婚式も行われる舞台になっています。

1度、舞殿で結婚式をしている事に遭遇したことがありますが白無垢の花嫁さんを見ると参拝客の方たちの祝福の声もあり、見つけるとラッキーな気持ちになります。

芸能人に会えたような気持ちにもなれますね。

大神宮社

本殿の奥に進むと大神宮社があります。

大神宮社の御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)と豊受大御神(とようけのおおみかみ)になります。
伊勢神宮と同じ木の鳥居になっており伊勢神宮と同じ御利益があると言われています。

鳥居の横には「力水」と呼ばれる御神水が湧き出しています

この御神水は本殿下の「龍穴」と同じ水になっているそうです。

御神水で手を清めてから大神宮社に愛犬とともに参拝します。

こちらの「力水」はお清めなどにもできるのでペットボトルなどを持ってきて力水を持ち帰る人も多くいます。

悪王子社

となりには「悪王子社」があります。

悪王子社の御祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)の荒魂(あらみたま)になります。”あらみたみ”とは神の荒々しい側面になり伝説では出雲の國の川上で8つの頭と8本の尾を持つ八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治し奇稲田姫(くしなだひめ)を助けたと言われています。
”悪”というのは“強力”の意味であり素戔嗚尊の称号として「悪王子」が使われています。

悪王子社の御利益は諸願成就で名前は怖い感じがしますが意味合いからは力強さを感じられ、様々な願いを叶えてもらえるような気がします。

美御前社

並びには美御前社があります。

美御前社の御祭神は多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)多岐津比売命(たぎつひめのみこと)市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)です。
美人で宗像三女神と呼ばれ三女神のうちでも際立つ美人の神が市杵島比売命様です。七福神の一神である弁財天(弁天様)と同じ神として崇められ、また美貌の女神とされる吉祥天とも言われています。
財福、芸能、美貌の神として信仰されています。

女性必見のお社になりますね。

横に御神水が湧き出しており「美容水」と呼ばれています。

美容水を肌につけて清めると美肌になるとともに心も共に美しくなると言われていいます。

キレイになれることを願い参拝して美容水を顔の気になる場所につけてみました。(笑)

刃物神社

参道をつきあたり東北門の近くに刃物神社があります。

刃物神社の御祭神は天目一箇命(あめのまひとつのかみ)です。
鍛冶の神様としても有名です。
研ぎ澄まされた刃物で悪縁を断ち切るといわれ御利益は不要な縁を断ち切ってくれるそうです。

いいご縁を大切にできるよう愛犬とともにお参りします。

円山公園

お社をまわった後は愛犬と円山公園にお散歩に行きます。

円山公園は公園全体が文化財として保護されており素晴らしい日本庭園となっています。
春になると特に有名な円山公園のシンボル”祇園枝垂桜”です。
樹高12m、幹回り2.8m、枝10mの立派なしだれ桜です。

公園に入ると屋台のお店がならんでいます。

山手の方に歩いて行くと中央に京都のお花見スポットでも有名な祇園枝垂桜があります。

桜は咲いていなくてもやはりとても大きな木です。

前に夜桜を見に来たのですがその時の丸山公園は幻想的な風景にとても感動しました。

何年か前に来た時の祇園しだれ桜の夜桜⇧

今回は天気もよく心地いいお昼なのでお日様の中、気持ちよくお散歩です。

神社の境内ではバックに入れていたので運動不足解消のため円山公園で愛犬に日本庭園風景のお散歩を気持ちよくお散歩するため、リードをつけてバックから出して少し散策します。

一緒にお散歩していると愛犬の足どりが軽くとても楽しそうに見えます。

ひょうたん池に沿って滝口まで歩いていきます。

右手にはあの坂本龍馬中岡慎太郎像が立っています。

幕末の志士とも呼ばれ京都で命を落としたことも有名なお話です。

歴史を近くに感じられ、京都らしい風景を見られて新鮮な気持ちになります。

愛犬と散歩していると飼い主の勝手な思い込みかもしれませんが(笑)こうして一緒の時間を楽しんでもらえるとうれしいなと思ってしまいます。

ここには藤棚もあり藤の季節もとてもきれいだろうなぁと思いながらまわりをゆっくり観察しながら散策します。

祇園しだれ桜の前の広場にベンチがあるので少し休憩します。

休憩していても京都の景色に癒されて心も休息できます。

円山公園のすぐ近くのねねの道祇園白川通などとてもいいスポットですのでよろしければあわせてご覧ください。

休憩が終わり東北門に向かいます。

八坂神社の境内に入る前に愛犬をバックに入れます

厳島社

五社の前を通り厳島社があります。

厳島社の御祭神は市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)です。
容姿端麗で舞を踊ることから祇園の舞妓さんや芸妓さんに信仰されています。

広島の厳島神社と同じ鮮やかできれいな朱色のお社がとても印象強く見えます。

広島の厳島神社も行ってみたい神社の一つなのでこちらも参拝していきます。

帰りも入ってきた門と同じ西楼門です。最後に一礼をします。

終わりに

帰りの景色は祇園の四条通りの賑わいを見渡して帰ります。

八坂神社には四季折々の素晴らしい景色とともに驚くほどのパワースポットの集まりとなっています。

ぜひ愛犬と一緒に楽しみながらパワーを授かりに行ってみてくださいね。

みなさんの愛犬ライフの参考になれれば幸いです。