愛犬のためをと思い、数々のドッグフードの中から厳選して選んでいるドッグフードを大半の方は与えていると思います。
最初はとても喜んで食べていたのに突然少ししか食べなくなってしまったり食べなくなったりした経験がありませんか?
多くの人は経験があると思います。
じつは私も経験があります!!!
今までの愛犬すべてですが…。
考えてみると朝も夜も同じ餌を毎日毎日食べ続けているのですから人の間隔からすると「飽きたのでは?」と思ってしまいます。
犬はドッグフードに飽きる事はない
犬の舌の味覚
犬は人間のおよそ5分の1程度しか味覚を感じませんので人間のように味わって食べる事はほぼありません。
しかし嗅覚は人間の何倍もよく、においで食への興味がそそられるようです。
食感を楽しむ事という事も大切な事であり犬は味わって噛むのではなく飲み込めるように噛むことで食感が大事な事になります。
犬の食事は生きていくなかで大切な事でありますので味覚よりも”新鮮である”かという事と”腐っていない”かの判断が重要になります。
味覚よりも自分の体に害がないかが重要となりますので「飽きる」という事は基本的にありません。
ではドッグフードに「飽きた」わけでもなく「突然食べなくなる原因は?」と悩んでしまいます。
考えられる原因はさまざまです。
体調不良
1つの原因として考えられることは「体調不良」になります。
犬は人と違い、話すことができないのでつらい時など伝えることができません。
愛犬の変化に飼い主さんが気づいてあげることがとても大切になります。
元気がなかったりなにか様子がおかしいと思った時はかならず動物病院に連れて行き獣医さんに相談してみましょう。
間食によるハンスト
犬の間食
犬のおやつなどはドッグフードより濃いにおいや濃い味のものが多く、味覚が感じにくい犬がとても好みやすいものになります。
おやつに比べ主食であるドッグフードは味の薄いものやにおいの薄い物が多くあります。
味覚があまりない犬であっても濃い味に慣れてしまうと薄い味を食べなくなってしまいます。
いわゆるハンストです。
飼い主がドッグフードを食べないからといっておやつを過剰に与えていると「ドッグフードを食べないとおやつをもらえる」と思い、余計に主食のドッグフードを食べなくなってしまいます。
おやつの与えすぎには注意が必要です。
飽きるというより舌が肥えると言った方が分かりやすいでしょう。
主食のドッグフードには犬の健康や栄養バランスをとても考えられて作っていますので間食に偏らない事が理想です。
手作り食
ここ最近、愛犬のために手作り食を作る人も多くなってきました。
愛犬のためのレシピなども数多くありますのでチャレンジして作っている飼い主さんも多くいます。
素材によっては生で与えられ新鮮な食材をえらんで与えることもできます。
手間をかけて愛犬に愛情をそそげる喜びもあります。
デメリットとしては栄養バランスへの気づかいや手間と時間がかかります。
手作り食
人間のように肉や野菜をたくさん食べるように作る手作り食があります。
犬は雑食とよく言われていますが基本的には肉食ですので植物性の食べ物は消化がされにくくなっているといわれています。
そのため肉8割、野菜2割で与えることが多いようです。
犬によってはアレルギーなど体に合わない事もありますので注意が必要です。
ドッグフード
近年のドッグフードはとても質のいいドッグフードが多くあります。
多くの人は愛犬の主食はドッグフードを与えています。
主食のドッグフードにはドライフードとウェットフードの2種類があります。
ウェットフードの方がにおいもあり食感も柔らかいので好む犬が多いようです。
我が家の歴代の愛犬は元気でしたので体調不良でもなく口内環境の問題でもなく餌を食べなくなりました。
おやつの与えすぎは肥満などになると体に悪影響を与えると大変なのでおやつはもともと少量で与えていたのですが味の濃さやにおいではやはり美味しいものを食べたいという犬のわがままになります。
ドッグフードを食べさせる工夫その1
根気がいる方法になりますが、わがままな場合はご飯を与えてからある程度の時間がきたらフードを片づけるようにします。
次のフードの時間までは必ず出さない事です。
「この時に食べないと食べられない」と愛犬に思わせることで出されたフードをちゃんと食べるようになるようになります。
フードを出したままですといつでも食べられるので食べることにもルーズになってしまいます。
ドッグフードを食べさせる工夫その2
愛犬にも食事を1つの楽しみにしてほしいという願いで根気のいる方法とは違うもう1つの方法です。
主食は栄養バランスを考えてドライフードタイプのドッグフードを与えています。
これだけでは食べないのでいつものドライフードのドッグフードに「トッピング」
わがままな我が家の愛犬もトッピングでとても食いつきがよくなりました!!!
愛犬の肥満は大事な健康の妨げになりますのでトッピングをする際にはトッピングの量だけドライフードの量を調整して減らしてください。
トッピングといえどこれがとてもバリエーション豊富で飼い主も楽しんで愛犬のご飯を考えられます。
- ウエットフードをトッピング
- 少しの野菜をトッピング
- 牛肉や馬肉をトッピング
- 仔犬用の粉ミルクをトッピング
- 犬用かつおぶしをトッピング
などなど考えると色々な個性豊かなバリエーションができます。
愛犬のフードの買い出しも考えることで楽しみも増えます。
我が家では毎日様々なトッピングを楽しんでいます。
ブッチドッグフードのトッピング
ブッチドッグフードでのトッピングもしてみました。
ブッチは添加物不使用なので味も匂いも素材のそのものです。
グルテンフリーになり愛犬の体のことも考えられていますので安心です。
犬は基本肉食の動物ですので生肉にとても近いウエット感と動物性たんぱく質が大半になり高たんぱく低カロリーになります。
肉だけでは得られない栄養素も取り入れられております。
体の内側からの健康維持には必須脂肪酸が欠かせません。
魚由来のオメガ3、オメガ6などの必須脂肪酸は大事な栄養素でもあり摂取バランスも考えられております。
愛犬の健康を1番に考えて作られたこだわりあるドッグフードです。
「ブッチドッグフード」はボンレスハムのようになっており1本丸ごと未開封の状態ですととても日持ちするのですが1度開封すると10日以内には食べさせなくてはいけません。
それに1本の大きさがかなり大きい!!
小型犬には量がとても多く食べきることが厳しいのでそんな時は冷凍保存がおすすめです!
1日に与える量を計算してすべてカットしてから1つずつサランラップに巻きジップロックに入れて冷凍します。
あとは与える1日前に1つ冷蔵庫に入れて自然解凍するだけです。
ブッチをサイコロ切りにしてトッピングしてみたりレンジで少し温めてペースト状にしてトッピングしてみたりと多様に使えました。
生肉は水分含有度が多く犬の歯の健康にもとてもよく生肉に近いフードは口内環境にもありがたいことです。
サーモンのトッピング
サーモンなどもトッピングできます。
サーモンはドッグフードにもよく使われています。
良質なたんぱく質や必須アミノ酸が多く含まれており消化にとてもいいタンパク質になります。
ビタミンも豊富に含まれており免疫力や体の内側からの健康維持にもなります。
サーモンの赤い色はカロテン色素のアスタキサンチンになりアスタキサンチンの抗酸化作用によって犬の治癒力を高めてくれます。
サーモンには魚由来のEPAやDHAのオメガ3脂肪酸が含まれており血流の流れやコレステロールなどサポートするとされています。
コラーゲンなども含まれており軟骨性成分の1つといわれており関節などの健康維持になります。
先日コストコで買ったサーモンが冷凍室にあったので私たちはサーモン丼です。
愛犬には生のサーモンを与えようと思ったのですが生には食中毒などのリスクもありますので少し加熱して与えてみます。
シンプルに焼いてあげることにしました。
サーモンを切ってフライパンで油をひかず表面を軽く焼くのみです。
においがしているからなのか作っている間の愛犬の待ち姿が嬉しくなります。
サーモンは犬にとってもたくさんの栄養があります。
少し冷めてから手でほぐして冷めたのを確認してから与えます。
サーモンへの食いつきはピカイチです!!
においもよくこれ以上にない食いつきでした。
なにせ人間でも美味しいと言われるアトランティックサーモンですので絶対に美味しいですよね(笑)
牛焼肉のトッピング
焼肉のときは牛肉を焼いてフードにトッピングしてあげると同じ食事をしているようで飼い主さんも嬉しくなる食事になります。
✅犬へ牛肉を与える場合は必ず赤身のお肉を選んでください。
牛肉にはたんぱく質や亜鉛、ビタミンに鉄など多くの栄養が含まれています。
タンパク質は犬の栄養源になり皮膚や被毛などの健康維持になります。
脂質は栄養素の1つになりますが与えすぎると肥満など体への影響もありますので脂身の少ない赤身がおすすめです。
消化しずらい脂肪も多く含まれていますので小さく切って与えることが望ましいでしょう。
生肉は感染症などの恐れもありますので新鮮なお肉以外は加熱して与えることと味の付いたお肉は与えない事をおすすめします。
牛肉アレルギーのわんちゃんもいますので必ず様子を見て判断してください。
焼肉のお肉は生食用ではありませんし感染症のおそれもあるので加熱してトッピングします。
焼く場合は油を使わずに焼きます。
犬は焦げてしまうと有害成分になってしまいますので焦げ目は付かないように気を付けて焼きます。
焦げ目が気になる方は茹でたり蒸したりすることがおすすめです。
馬肉トッピング
馬肉の生肉をトッピングすることができます。
馬肉パラパラミンチがとても簡単に生肉を与えられます。
熊本県にある馬刺し専門店の馬肉をミンチにしてペットが食べやすくなるようにしています。
馬肉は高たんぱく低カロリーのヘルシーな食べ物です。
必須アミノ酸がバランスよく含まれており良質なたんぱく質になります。
カルシウムや鉄分も多く含まれており効率よく摂取できます。
骨や歯を丈夫に健康維持するカルシウムと血液のエネルギーになる鉄分は必要な栄養素です。
必須脂肪酸も豊富に含まれており血管を強く維持することが期待できます。
人が食べる馬刺しの切れ端をミンチにしているのでとても安心して与えられる上質な生の馬肉です。
我が家の愛犬、馬肉の生肉は初めてです。
馬肉の生肉を初めて与えるわんちゃんは大さじ1杯のミンチから与えてください。
食べたあとはお腹を下さないか必ず様子をみてください。
お腹の様子をみて大丈夫なようでしたら少しずつ量を増やして与えてみてください。
生肉ですので与えすぎには注意してください。
冷凍された馬肉のミンチが3袋に分けて入っています。
1袋でも結構大きく袋の口は便利なジッパーになっています。
馬肉は食中毒を引き起こすことが比較的少ないと言われています。
寄生虫はマイナス20度で48時間以上冷凍することで死滅し家庭での冷凍も可能になります。
冷凍した馬肉はあまり空気に触れたり1度解凍してしまうと生肉として食べられなくなりますので必要量を取って空気を抜きしっかりとジッパーを閉めてすぐに冷凍室に入れてください。
大さじ1杯の馬肉、または愛犬に必要な量を自然解凍します。
レンジなどで解凍すると旨味成分がなくなってしまう恐れがありますので必ず自然解凍で!
ミンチなので解凍の時間はそんなにかかりません。
解凍できたらフードに混ぜて与えてください。
先にフードにかけて自然解凍できるまで待つことも可能です。
我が家の愛犬は少し冷たいくらいでも喜んで食べてしまいました。
犬は肉食だということが納得できる食べっぷりでした。
フードもきれいになくなり愛犬大満足の様子です。
パラパラミンチを食べるようになって愛犬の食事の時間が以前は飲み込むように早かったのですが探しながら食べているのか少し食事の時間が長くなりました。
手間のかからない嬉しいトッピングです。
焼いて食べさせても良さそうです。※焦げ目には要注意
パラパラミンチは小型犬ですとドッグフードと混ぜて与えると3袋なくなるまで3カ月くらいかかりましたのでコスト的にも大満足できた商品でした。
我が家の愛犬は馬肉はいつまでも飽きずに最後まで食べてくれましたよ。
ささみトッピング
スーパーに売っている新鮮なささみをトッピングします。
ささみは栄養の逃げないレンジでの調理です。
まず4枚のささみをお皿に並べフワッとかるくサランラップをかけます。
電子レンジ600Wで2分40秒あたためます。
あたためた後は余熱で温めるため、ラップをかけたまま6分間置いておきます。
余熱であたためたささみはフワッとしていて人も食べられる美味しいささみになります。
ささみを6分置いたあと手で小さく裂いていきます。
1回分の食べる量ずつラップで巻き、ジップロックにまとめて入れておきます。
冷凍保存は1か月もちますのでとても便利です。
使う時は自然解凍かレンジで20秒ほど温めてお使いください。
✅人が食べる時はサラダのトッピングにおすすめです。
終わりに
飼い主さんが楽しんでトッピングをすることで愛犬が毎日喜んで食べてくれることがなによりの幸せではないでしょうか。
食いつきもよくなるのでくれぐれも食べる量が多くならないように飼い主さんで調整してあげてくださいね。
愛犬には健康でいつまでも元気よく長生きしてほしいものです。
みなさんの愛犬との時間を楽しく、そして愛犬に最高の時間を作ってあげられる参考になれれば幸いです。