ティーカッププードル
我が家に可愛いティーカッププードルをお迎えました。
ティーカッププードル
正式な犬種では登録されておらずすべてトイプードルという犬種になります。
ティーカップの呼び名は仔犬のころのサイズがティーカップに入る大きさからティーカップという呼び名が付いたようです。
成犬でも体高25センチ未満の2キロ未満のプードルがティーカップサイズになります。
まれに生まれてくる小さなプードルです。
小さな犬ほど依存心が高くなるようです。
我が家ではマルチーズやヨークシャーテリア、ミックス犬などいろいろな犬種を飼ってきましたがティーカッププードルと呼ばれる犬は2匹目になります。
現在の愛犬は2代目のティーカッププードルになります。
先代の愛犬はトイプードルとしてペットショップで販売しておりとても小さな仔犬で片手に収まるサイズでした。
両親のサイズが分かると遺伝などの可能性からどれくらい大きくなるか小さくなるか分かりやすいので尋ねてみました。
ショップの店員さんは両親のサイズが分からないので成長するサイズが分からないとの事でした。
悪質な販売店やブリーダーなどは仔犬に十分な餌の量を与えず体重を抑えて「ティーカッププードル」と販売している場所もあります。
仔犬時期に十分な栄養がないと成長した体に悪影響がある場合もありますので注意が必要です。
仔犬の大きさの予測は出来なかったのですがまさかのティーカップサイズになると想像もせずお迎えしました。
トイプードルの毛色
今回家族に迎えた仔犬の毛色はレッドの仔犬です。
トイプードルの毛色
ホワイト・ブラック・レッド・アプリコット・クリーム・グレー・シルバー・などバリエーション豊かな毛色が存在します。
レッドのプードルは仔犬の頃はレッドですが歳を重ねると色が徐々に薄くなり最終的にアプリコットのような色になるので成長過程に2度楽しめます。
ブラックも年を重ねるとシルバーになるので2度楽しめるようです。
トイプードルのしつけ
初めて飼ったプードルはこんなに小さいのにとにかく頭がよくおもちゃで遊ぶことが大好きで甘えん坊なことが分かりました。
そして人間の言葉を理解しようと努力する仕草も小さいながらよく見られました。
まずトイレを覚えるのが早く違う場所でトイレをしように匂いを嗅ぎまわってソワソワしたりトイレポーズをした時には走ってトイレに連れていき何度か教えるとほんの数回で覚えました。
今までの愛犬達はトイレを覚えるまでが大変だった記憶があるので覚えの良さにとても驚きました。
トイレトレーニングは犬を迎えた時から始めるのが理想です。
仔犬なので少し慣れてからがいいと思いがちですが待てば待つほどトイレトレーニングは難しくなります。
そしてトイレの場所を覚えさせることが必須ですので匂いを嗅いでソワソワしたりグルグル回ったりトイレポーズをするたびにトイレに連れていく事で場所を認識させるので最初は根気よく監視する事が大事です。
犬はきれい好きなのでトイレは常に清潔にしておくこと。
犬の餌-水-寝床 と トイレは離しておくことが理想です。
ゲージ内など狭い空間ですと離せないので区切りをつけてあげるなど工夫してあげるといいでしょう。
トイプードルの涙やけ
愛犬のブラッシングは欠かせません。
毎日のブラッシングはとても簡単でプードルの仔犬時期は巻きも少なく思ったよりはもつれませんし毛もブラシをした時にブラシに付く程度でほとんど抜けません。
涙やけ
目のまわりのお手入れは毎日チェックします。
目ヤニなどがありますと目の中に雑菌などが入る原因にもなりますので目のまわりを市販の涙やけローションなどで拭くかぬるま湯をコットンに含ませて拭くなどしてください。
目のまわりのブラッシングできれいに取ってあげてください。
注意点
ブラシが目に入らないように気を付けてください。
少しの目の傷に細菌など入ると最悪の場合命にかかわる大きな原因になります。
ティーカッププードルの生後3ヶ月
生後3ヶ月を過ぎても成長はとても少しずつであまり大きくもなりませんし体重も少しずつしか増えません。
餌の量はとても少食なのでいつも餌で遊びながらなど工夫をしては食べさせていました。
成長過程を動物病院の検診でみてもらいます。
獣医さんも「小さいねぇ!」と驚くほどでした。
トリミング
3回目の混合ワクチン接種が終わってから初めてのトリミングです。
トリミング探しも慎重に探しました。
飼い主がトリミングするわけではなく愛犬が永久的に通うトリミングですから愛犬を大切に扱ってもらえることと愛犬が信頼したトリマーさんが1番です。
家の近くのトリミングに決まりました。
トリミングスタッフさんに「パピーでもとても小さな子ですねティーカップサイズですね」と驚かれました。
初めてのトリミングではなんと我が家の愛犬居眠りをしていたようです。
店員さんも私も驚きです!!
ぼさぼさ感がすっきりして帰ってきました。
トリミングでしてもらえる事
皮膚状態の観察やケガを防ぐ爪切り
お腹まわりとお尻まわりのカット
滑り止めのための足裏カット
耳の中の毛抜きと耳掃除
分泌物を排出する肛門絞り
犬のために必要なこともしてもらえるので最低でも2か月に1回はトリミングに連れて行くことをおすすめします。
プードルの幼少期は毛の質が違う
プードルの仔犬時期はクルクルの巻き毛ではなく少し直毛がかった毛が多いようです。
プードルといえばプードルらしい憧れのテディベアカットやアフロカットにと思う方が多いと思いますがトリミングから帰ってくると「あれ?」てなるほど思ったようなカットにならない事があります。
それは巻き毛になりきれてないからです。
中には小さな頃は毛量が多くあったのにもかかわらず成犬になるまでの間で毛量が減りポソポソの直毛になりなんともいえないブサイク時期もあります。
原因
幼犬の間の小さな体での毛穴の量と成長で体が大きくなった時の毛穴の量が一緒の時期に毛量が減ったように見えてしまうからです。
ですが成犬になると毛穴の量も徐々に増えていきクルクル巻きの成犬の毛質に変わります。
不安になる方もあると思いますが自然にプードルらしい毛質になります。
成犬の毛質になっても抜け毛は非常に少なく室内飼いにぴったりの犬種です。
家でのシャンプー
次のトリミングまでの2か月の間で臭いが気になったり汚れた時など家での簡単なシャンプーをすることも必要です。
ティーカッププードルのシャンプーは体が小さいのですごく気を使いました。
シャワーの温度はぬるま湯で音に怖がるので手など当てるか犬の体につけて音を出さないように流すなど怖がらないように工夫します。
足元から徐々にかけていきます。
耳にはなるべく入らないように耳をふさぎますが水が入っても犬特有のブルブルで大抵の耳の水は抜けます。
顔まわりを洗う際は鼻を上に向けて鼻に水が入らないような状態にして目の周りなど水を流していきます。
この時、目にお湯は入っても大丈夫ですので鼻を上に向けて鼻にお湯が入らないようにしましょう。
鼻の周りの毛は手に水をつけて少しずつ濡らすようにするか顔を洗う時に使う泡立てマットなどを使って軽く水を流すなどしてみます。
シャンプーは洗面器などで薄めて泡立てます。
泡立てた泡で犬の体を洗います。
洗う時に手で皮膚を洗うか泡立てネットを使って体を洗うなどします。
シャンプーが終わるときれいにまた流していきます。
あまりに汚れていたり匂いがきつい場合は2回シャンプーします。
リンスもシャンプー同様お湯で薄めます。
薄めたお湯をかけるようにして体に軽くなじませたらシャワーで流します。
きれいに流したらしっかりとタオルドライします。
水滴をしっかり吸着するタオルなどを使うと乾かす時間が楽になります。
耳の中は綿棒にコットンを太めに巻いて耳の奥まで入らないよう綿棒を短く持って耳の中の水や汚れを取ります。
コットンを太く巻くことによって回すだけである程度の汚れが取れるので楽になります。
ブローは根元をしっかり乾かすことが大事です。
手で毛を持ち上げるように全体を乾かしていきます。
ある程度乾いてくるとクシでときながら乾かしていきます。
クシで乾かすと根元の固まっている毛がほぐれて乾く速度が少しはやくなります。
完全に乾ききると終了です。
てんかん
てんかんがおきたのは何度目かのお風呂上がりの時でした。
ブローをして終わってから少し横になっていた愛犬に異変が!
突然寝た状態で右回りに回りだしよだれを流して痙攣(けいれん)していたのです。
はじめてのことに気が動転してすぐに夜間救急動物病院に連れていきました。
連れて行ってる間にけいれんはおさまり落ち着いてきました。
ですが不安なのでそのまま病院に向かいます。
病院での診断は”てんかん”でした
初めてのてんかんでしたので突発性のてんかんの可能性が高いとの事。
トイプードルには「てんかん」の痙攣(けいれん)の発症例が多く”てんかん発作”を起こすと多くの場合は2~3分でおさまりますので慌てず様子を見ていてください。
この時に動画などに撮っていると診察の時により分かりやすくなります。
発作がおさまるとごく自然と普通に戻ります。
万が一10分以上発作がおさまらない場合は発作を連続的に起こしている可能性があるのですぐに動物病院に連れていくようにしましょう。
頻繁に発作が起こるようになると慢性の遺伝性など考えられ問題ですが突発性ですと今回の原因になった事に気をつければ大丈夫のようです。
原因として考えられる可能性は冬でしたのでお風呂の湯加減と部屋との気温差、そして興奮状態が重なったのだと思います。
念のため次に発作が起きた時に発作を止める座薬をいただきました。
今までの愛犬たちは普通にお風呂に入れていて何の問題もなくいたので初めてのことに本当にびっくりしました。
犬種や大きさによっての飼い方の違いをあらためて感じました。
犬のおもちゃ
元気になると遊んで!かまって!の要求が始まります。
おもちゃでの遊び相手を要求する仕草もとても可愛く、少しでも横になっていると顔のまわりにおもちゃをひたすら持ってくるのでいつもまわりはおもちゃだらけです。
プードルはよくおもちゃで遊ぶため噛みすぎてすぐに糸がほつれたり中綿が見えたりしてダメにしてしまいます。
中綿が見えたりすると糸や綿など食べ続けてしまいます。
そのためむせたり消化できなかった時に大変なことになりますのでおもちゃの状態を見て新しいおもちゃに交換することをおすすめします。
特にお気に入りのおもちゃほどダメにしますので見ていない時に廃棄などしないとずっと覚えている場合があります…
我が家は新しいおもちゃを出すと同時に廃棄しています。
プードルの脱臼
日常で遊んでいると突然、片足だけびっこをひくように歩いていることがあります。
とてもびっくりしましたが少したつと自然に戻り普通に歩いています。
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)
プードルに多く発症します。
後ろ足の膝のおさらがずれたり外れたりしてしまう状態です。
だいたいは自然に戻りますが進行した場合は歩行が困難になることがあります。
進行した場合は手術などの処置が必要になります。
脱臼がひどくならないために
①フローリングは足の滑りにくいカーペットをひいてみたり滑り止めのワックスをかけるなど足を滑らさない。
②高い場所へのジャンプをさせないように予防対策をする。
③肥満に気を付ける
など膝の負担を軽減させることが大切です。
脱臼防止のため我が家では滑り止めワックスと肉球クリームをしてみました。
足裏のカットはこまめにします。
走る時に足が楽そうに見えます。
ティーカッププードル1歳
色んな体験をして大変でしたが1年たったころの体重は1.6キロで止まり大きさも片手で持てるサイズで成長は止まりました。
成犬の毛になりやっと憧れのテディベアカットもできるようになりました。
片手でのだっこもティーカップならではの特権です。
小さいサイズは可愛さ2倍、持ち運びコンパクト、シャンプーも洗面台で手軽に出来る。
飼ってみて分かる。実感できることです。
人間の言葉の理解にも年月をかけると分かってくれているようで「あっち」と言うとちゃんと指を指した方を必死で見て探したりもします。(笑)
おもちゃを隠したりすると困った顔をしたりと表情豊かで本当に可愛いです!!
ティーカッププードル2代目をブリーダーで購入
プードルの虜になると次に飼うならやはり同じ犬種がいいと思うようになりました。
すっかりティーカッププードルの虜です。
2代目ティーカッププードル候補を探してみました。
2代目ティーカッププードルはペットショップではなくブリーダーさんからの購入を考えてみました。
ブリーダーさん宅にとりあえず見学に行く事に。
ブリーダーさんの長年の経験からティーカッププードル予想の仔犬です。
仔犬の体重を聞いてみたらこちらのブリーダーさんは健康診断で体重をはかるだけで基本気にしないそうです。
仔犬の時期は栄養たっぷりでないと成長過程でしっかりした体づくりができなくなるから母乳をお腹パンパンになるまで飲ませているようです。
見た感じからもマルマルとした仔犬で安心できるブリーダーさんでした。
飼うと決めてきた訳ではなかったのですが見た瞬間から可愛くて一目ぼれ!でした。
ブリーダーさんの前での即決です。(笑)
ワクチン接種を終わらせてからのお迎えなので1週間後にブリーダーさん宅にくることになりました。
待ちに待った1週間後…お家に迎えることになりました!!
同じティーカッププードルですが性格はほんと違います。
成長過程がとても楽しみです。
初代のプードルは人にくっついて寝る子でしたが2代目の性格はまったく寂しがらずどこででも1人で寝る仔犬で場所を問わず寝ています。(笑)
1匹で寝ている後ろ姿になぜかかわいそうに見える事も。
おもちゃで遊ぶのが好きな性格は同じですがこの仔の方が実はとても怖がりです。
元気にすくすく育つ2代目の成長を楽しみにして見守っていきます。
ティーカッププードルの日常の注意点
成長とともに色んな場所にも外出できるようになり家でも外でも特に気を付けておきたいことはティーカッププードルは成犬になってもとても小さな犬です。
よくある事故では踏んでしまう、下敷きにしてしまうなどが多くあります。
小さな犬を飼う日常的な注意
- 下やまわりをよく見て注意する事
- 外出時の人のいる場所や人の多い場所では人の足元など歩かさないよう気を付ける
意外と踏んでしまったりなどの事故が多く最悪の場合亡くなってしまうケースも残念ながら多くあります。
日常でも気を付けてあげることが大切です。
散歩で気をつける事
小さな犬なので散歩中も注意が必要です。
ティーカッププードルだけではなく小型犬は全般的に注意していただきたいのが自分の犬より大きな犬に噛まれるケースです。
こちらがリードをして気をつけていてもノーリードの犬が突然走ってくる、飼い主のリードを振り切ってくるなどがあり思いがけない事に避けようがありません。
突然の出来事と噛まれた愛犬をみて急いで病院に駆け込む飼い主さんも実際に多く、最悪の場合亡くなったという話も聞きます。
目に見える場所でノーリードの犬や飼い主の持っていたリードが手から離れた犬を見つけた場合は抱っこをするなど対策をすることも大事です。
このような事故でいたたまれない飼い主さんが少しでもいなくなるようノーリードの散歩は必ず「しない・させない」リードはシッカリと持つことを心がけましょう。
まとめ
ティーカッププードルには気を付ける注意点が多いですがやはり可愛さはなんともいえずとても癒されます。
小ささでの飼いやすさもあり次も飼うなら大きさは同じくらいがいいなぁとか色は同じがいいなぁとか考えてしまいます。
結果どの犬種にしても1度飼うと愛犬を大切に思いすぎて同じ犬種を求めてしまう方が大半だと思いますが…。
今から犬を家族に迎えようと考えている方の参考になれば幸いですし、すでに飼っている人には共感していただければ幸いです。
最後までお付き合いありがとうございました。