お正月に島根県松江市にある玉造温泉での宿泊とお隣の鳥取県へ観光に行ってきました。
玉造温泉
まずは玉造温泉をゆっくり堪能できる宿泊です。
出雲大社の初詣からの帰りに玉造温泉”ホテル玉泉”での元日の宿泊です。
玉造温泉は日本でも最古の歴史を持つ温泉で”神の湯”と呼ばれています。
清少納言作「枕草子」にも玉造の名前が登場するほどの名湯です。
出雲大社での参拝後に思い立っての前日予約ですのでどんなホテルなのか楽しみです。
出雲大社より車で1時間ほど走るとホテルに到着です。
ホテルの外観はとても立派なホテルでエントランスも広く落ち着いた印象です。
中には日本庭園~曲水の庭~が一面に見えとても落ち着いた雰囲気を見せてくれ心を和ませてくれます。
全体的に高級感あふれる旅館です。
かわいい浴衣の貸し出しがあります。
せっかくなので娘と2人で選んでから部屋への案内していただきます。
お部屋は純和風のとても落ち着きのある部屋でゆったりとお茶とともにお茶菓子をいただき旅の疲れを癒します。
ひとまずさきほど借りたかわいい浴衣を着てみました。
自己満足度満点の浴衣です!
宿泊施設での浴衣がかわいいのは嬉しいかぎりです!
お部屋でゆっくりできたら次は美肌の湯と知られる温泉を実感してみます。
玉造温泉
日本最古の湯として知られる玉造温泉は出雲国風土記によると「1度入浴すればお肌が若返り2度入浴すればどんな病も治癒してしまう。効能が効かなかったことは聞いたことがないので人々は神の湯と呼んでいる」と記されています。
「枕の草子」にも記されていました。
泉質ーナトリウム・カルシウム・硫酸・塩・塩化物質(弱カルシウム性)
美肌の湯としても有名で水分を肌に吸収させ潤いをキープさせ、保湿効果も期待できます。
角質を落とす効果もありきめ細かな肌を感じる温泉です。
玉造の温泉水を化粧水として持ち帰ったり自家製の温泉フェイスパックなど玉造温泉の美肌効果をさまざまな形で感じられます。
お気に入りの浴衣でさっそく大浴場に向かいます。。。
大浴場「神戸湯殿」
広さ350坪の広さが自慢の浴場で自然石”厳の湯”と解放感のある”檜の湯”があり男女朝夕の交代制で楽しめます。
泉質は美肌・姫神の湯と呼ばれる玉造の湯で美人の湯とともに万の病も治るといわれる歴史ある温泉です。
今日は厳の湯です。
本当にとっても広い浴場で岩がとても自然な雰囲気を出してくれています。
露天風呂も岩肌が一面にあり自然の中のお風呂に入っている感じで解放感とゆっくりできる広さで疲れが癒されます。
お湯に入ると湯触りもとても滑らかでお肌もすべすべになりました。
美肌になれるよう顔にも温泉水を浸透させながらゆっくりとお風呂に入ります。
肌のモチモチ感とすべすべした湯の肌触りが女性に人気の理由が分かる気がします。
湯上りの肌の質よく湯冷めもなかなかしません。
とってもいいお湯でした。
部屋に帰りひと段落すると次はお楽しみの一つの食事です。
食事会場へと向かいます。
大きな食事会場からも落ち着いた雰囲気の日本庭園を眺めてゆっくり夕食がいただけます。
和食懐石料理のお品書きが添えられています。
お正月のおせち料理に入る縁起のよい食材のお料理も工夫されておりこだわりの食事の数々が並べられていきます。
どれもとても食べやすく美味しくいただけました。
おせち料理などお正月の縁起かつぎの食材は絶対に口に入れたくなるものです。
お正月のおせち料理
演技のいいとされる具材の意味
レンコンは穴が空いているので見通しのいい年
栗きんとんは金とんの文字を連想させ商売繁盛や金運
ブリは成長過程で名前がかわる出世魚なので立身出世
エビは腰を曲げる姿から長寿
黒豆はまめに働き元気な年1年
くわいは見た目と同じように芽が出ますように
数の子は卵の数が多い事から子孫繁栄
鯛はめでたい
語呂合わせなど他にもたくさんありますが意味があって食べるお正月料理です。
お品書きと照らし合わせながら食事をいただくとさまざまな食材での家では絶対にできないような食べ物がたくさん並び、目でも楽しめ食でも楽しめる贅沢な時間です。
料理を食べ終えると次の料理が2,3品ずつ出てきます。
どれを食べてもとても満足でメインの島根和牛もとてもやわらかく美味しいお肉でした。
お正月から贅沢三昧の本当にいい年の始まりを実感できます。
お品書きを見る限りでは分かりにくいのですが実際に食事を並べて食べていくと食べきれない位の品数がありお腹がいっぱいになります。
美味しすぎて最後まで完食できました。
まわりのお客様でもお腹がいっぱいで食べきれないお客様もいました。
お腹は満腹ですが最後のデザートが残っています。
最後のデザートは食べきれるか不安になりましたが格段に美味しいデザートで結局食べきれました。(笑)
ごちそうさまでした。
夜になり、かがり火のついた雰囲気の違う日本庭園が見えます。
幻想的な風景を見ているだけで時間を忘れて見てしまいます。
部屋に帰り今日1日の疲れをとるために早めの就寝をします。
朝になり男女入れ替わりのお風呂になります。
今日は檜の湯です。
大浴場に入った時から檜の香りがたちこめています。
こちらもとても広いお風呂で何人入ってもゆっくりできそうなくらいの広さで体もリラックスでき檜の香りでも癒されます。
今日も朝から肌もすべすべの美肌の湯で気持ちのいい朝風呂でした。
朝食は朝食会場で70種類以上の豊富な品数のバイキングです。
種類が多すぎて朝から悩むほどです。
昨日は食べすぎたので今日は軽いパン食にしました。
それでもまたつい食べ過ぎてしまいました。
部屋に帰り用意をしてチェックアウトに向かいホテルをあとにします。
夢の時間が終わりホテルの方々にはお世話になりました。
本当に贅沢なお正月を過ごせました。
ホテルをでて車で島根~鳥取に向かいます。
鳥取砂丘
約2時間弱で鳥取砂丘に着きました。
駐車場は砂丘の向かいに多くあり停める場所にはさほど悩みません。
鳥取砂丘
鳥取県の日本海海岸に広がるとても大きな砂丘で山陰海岸国立公園に指定されています。
車から降りて道路を渡り日本海側に向かうと一
自然の砂丘を見るとあらためて日本じゃないような砂の景色というスケールの大きさと合わせた海の景色が自然の素晴らしさを実感します。
こんな景色を見るととりあえず歩いてみたくなります。
砂を歩くと足が砂で埋まるので運動量がいつもの倍以上に感じられます。
砂丘にラクダがいます!!ラクダ乗り場です。
砂丘とラクダのセットは絵になります!!!
鳥取砂丘
アクティビティも豊富でラクダに乗れる体験やサンドボード、パラグライダーなど楽しむ事が出来ます。
砂丘を歩いて日本海の近くまで歩いて行こうと思ったのですが体力なく、しかも冬の吹きさらしでとても寒い!
手前を歩いて納得して断念しました。(笑)
国道を挟んでお土産屋さんなど多くあり見て回り並びにある砂の美術館を発見!!
砂の美術館
入場料を払い入館券を提示して中に入ります。
砂の美術館
砂を素材にした「砂像」を展示している美術館です。
砂で世界旅行を味わえるよう毎年テーマを変えて展示しています。
今回は南アジアの砂の世界旅行に入ります!
南アジアの文化や信仰にちなんだ砂像21体の展示です。
入った時からほんとに驚きです!!
見た瞬間から感動と圧巻の思いで見とれてしまいます。
まるで大きな彫刻を見ているような感じでそれが砂で出来ていることが信じられません。
制作にどれだけの時間を費やして作ったのだろうなぁと思いながら一つ一つしみじみと眺めてしまいます。
カジュラホ・ヴィシュワターナ寺院 ムガル帝国皇帝
シャージャハーンと王妃仏陀の出現と悟り タクツァン憎院とチベット仏教 小説「ジャングルブック」
どれを見てもクオリティーが高すぎて驚きです。
大きさにも驚きでどうしたらここまで大きな砂像ができるのかも疑問に思えます。
下から見上げると大きさの迫力がありますが視点を変えて高い位置からの風景も見られます。
下から見ても上から見ても言葉を失うくらいの作った方への労力の素晴らしさが分かります。
それにしても少し視点を変えてみただけで全然ちがう世界観に驚きです。
あなどれない砂の美術館!!!
素晴らしい時間をいただきました。
鳥取砂丘の景色も驚きましたが砂の美術館にも驚かされました。
とてもいい観光ができました。
外に出るとあっとゆうまに夕暮れが…
時間の経つ早さに驚きます。
本当にとてもいいお正月になりました。
最後に
玉造温泉をゆっくり堪能するには宿泊がおススメです。
そして鳥取砂丘を楽しむには砂を倍たのしめる砂の美術館にぜひ立ち寄って見てください。
この感動もぜひ共感していただければと思います。
みなさんのすてきな旅の参考になればとても幸いです。