群馬県の草津温泉に程近い場所で草津に来たなら必ず立ち寄りたい観光スポット「西の河原公園」
愛犬と一緒に西の河原公園を散策してみました。
西の河原公園
日本三泉に選ばれている群馬県草津温泉の西側に湧く源泉の荒原地帯を「西の河原公園」といいます。
この公園は大量の源泉が湧き続けており、源泉の川がいくつも流れているとても珍しい公園になっています。
公園内には「西の河原露天風呂」という大きな温泉施設もあります。
いくつも流れる温泉の川で温度の違う足湯を楽しむこともできる天然の温泉三昧の公園です。
草津温泉の湯畑からはお土産屋さんなど楽しみながら歩くと15分程で着く場所になっています。
駐車場
草津温泉湯畑から徒歩で行く事も可能ですが車で西の河原公園に行く場合は駐車場があります。
西の河原公園駐車場 | 普通車 | 550円(2時間未満) | 150台 |
天狗山第1駐車場 | 普通車 | 1回600円(年末年始のみ有料) | 300台 |
西の河原露天風呂には天狗山第1駐車場が近い場所にあり、年末年始以外は無料ですのでとてもおすすめです。
私は天狗山大駐車場に車を停めましたがゴールデンウィークに駐車場にはきれいな桜が咲いていました。
西の河原露天風呂
天狗山第1駐車場から西の河原公園遊歩道入口に向かって歩いて行きます。
きれいに舗装された道になっており歩きやすくなっています。
景色も良く歩道横には小さな小川が流れていますが色が濃いエメラルドグリーンで普通の川とは全然違います。
これも源泉?!て思いながら歩いていきます。
あまり見ない風景なのか愛犬の足どりも軽く感じます。
遊歩道を道なりに進んでいくと右手に大きな施設が見えて来ます。
源泉の小川の向こう側で木の塀で囲まれた場所が「西の河原露天風呂」になり、利用案内の看板が立てられています。
営業時間
春~秋ー4月1日~11月30日 7時~20時
冬季ー12月1日~3月31日 9時~20時
入浴料金 | 大人(中学生以上) | 600円 |
子供(3歳~小学生) | 300円 | |
販売 | タオル | 400円 |
バスタオル | 1700円 |
西の河原露天風呂の泉質は万代鉱源泉になり、塩化ナトリウム含有量は草津温泉で1番になります。
湯冷めがしにくいため、のぼせやすくなりますのでその点は要注意です。
西の河原露天風呂はとても大きく解放感あふれる自然のままの露天風呂です。
愛犬は温泉施設に入れないので飼い主さんが温泉を堪能したい方は交代で入るなどもありますね。
不動滝
道なりに奥に進むと石畳のきれいな歩道になり、木でできた大きな階段を降りると不動滝が流れています。
きれいなグリーンの滝は普通の滝とは違った風景を見せてくれます。
愛犬は硫黄の臭いに不思議そうな感じです。
硫黄の臭いは痴呆症に効くと最近聞いたことがありますが予防になれればうれしい事です。
西の河原公園で好きな足湯を楽しむ
ここからはすべての流れる川が源泉になりますのでお好きな温度の場所での足湯が楽しめます。
大きな足湯の場所もあります。
公園内には「瑠璃の池」「琥珀の池」と大きな足湯施設があり、自然の中でゆったりと温泉を楽しめます。
西の河原公園にある、あちらこちらの川はすべて源泉温泉になり、エメラルドグリーンの素敵な景色にとても感動します。
温泉の硫黄の関係か源泉の熱い温泉が流れているか普通の河原のように草が茂っていないので景色が壮大で違って見えます。
私は愛犬連れなので人の少ない場所を選び、愛犬は抱っこで源泉につけないよう足湯を楽しみます。
この公園に来るときは足湯をどこでも楽しめるようにタオルを持参して楽しむことがおすすめです。
景色も気持ちがいいくらい良く、温泉も良く、癒されます。
西の河原公園内での愛犬連れの方の注意
- 愛犬連れの方は犬の苦手な方やアレルギーの方などありますので他のお客様の迷惑にならないよう、人の少ない場所での足湯を楽しむようにしましょう。
- 流れている源泉の川は温泉を楽しむ方々がいる川下に流れていきますので愛犬を温泉の川につけないようにしましょう。
穴守稲荷神社
遊歩道を歩いていると少し高い場所に朱い鳥居が並んでいます。
まわりの独創的な雰囲気の中での鳥居の連なる場所が「穴守稲荷神社」になります。
御祭神は豊受姫命になり、食物や穀物を司る神様になります。
こちらには「社福の砂」がありご自分でお賽銭箱に御砂料を納めます。
社福の砂は商売繁盛などのご利益があり、家の玄関に砂を撒くといいといわれています。
社福の砂はとても人気が高く、砂がなくなっていることもあるそうです。
愛犬と一緒に手を合わせてお参りします。
お社まで行くと神狐様がお迎えしてくれました。
地蔵尊
遊歩道沿いにはお地蔵様が並んでいます。
縁結び地蔵尊があり若い人に人気のあるパワースポットです。
その縁結び地蔵尊の横にかわいらしいお地蔵様が並んでいます。
夫婦円満・子宝地蔵尊、そして聞きなれないぴんころ地蔵尊があります。
ぴんころ地蔵尊は元気で長生きをし、そして病気をぜずに大往生でコロンとこの世を去る意味での「ぴんころ」だそうです。
なかなか見ないお地蔵様なので、ぜひお参りしてみてください。
端の方には鬼も立っています。
鬼の茶釜碑
この”西の河原公園”は昔、源泉の湧く音が茶釜を沸かしているような恐ろしい音で湧き出ていたので人々が恐れていた場所でもあったそうです。
その説から鬼が住んでいるといわれていた場所になり、黄泉の国「賽の河原」といわれていた場所でもあります。
賽の河原のイメージからなのか石が積み上げている場所もありました。
そんな場所に鬼の茶釜碑があります。
恐ろしい鬼のイメージとはかけ離れた愛嬌のある鬼が描かれています。
その近くには鬼の茶釜のイメージされた場所なのかとても熱い源泉があふれている場所がありました。
ところどころで源泉の温度が違うので気を付けた方がいいですね。
散策を終えて
この西の河原公園は幻想的な彩の景色が見られる別世界の公園でした。
他では見られない景色を楽しめる貴重な時間を愛犬と一緒に楽しめました。
さまざまな源泉を楽しめ、パワースポットもある見どころ満載の観光スポットでした。
愛犬との大切な時間を楽しめる皆様の参考になれれば幸いです。
草津温泉街周辺の観光や宿泊などよろしければあわせてご覧ください。